素材のこと夏

金子農園の野菜

有機JASを取得した、薬をいっさい使わないこだわりの野菜は、年間30品目ほどを生産されています。ルスティクでは、おもにソースやポタージュなど、野菜のキャラクターがはっきり生きる料理に仕立てます。

通年お世話になっている金子さんの野菜ですが、たとえば、夏のポタージュには、水気たっぷりのなすを焼いて。焼きなす、どなたもご存じの味だと思います。フランス料理に取り入れることで、ちょっと意外性も楽しんでいただけるかなと。焼いた皮のこうばしさが、アクセントです。

こちら、京田辺もそうですが、年々暑さ厳しくなる夏。フレンチなんて、ちょっと暑苦しく思えるかもしれません。ルスティクは野菜を中心にしたコースですので、夏負けしそうなおりにも、さっぱり召し上がっていただけるのでは、と自負しています。

さんさんと太陽を浴び、健康な土で育った夏野菜は、みずみずしくとてもパワフル。旬の滋養を取り込み、元気をつけていただけたら嬉しいです。

金子農園　instagram

https://www.instagram.com/kyo_vege.kaneko_farm/

当店には、お車でお越しのお客様が多いこともあり、ノンアルコールの飲みものも、充実させています。フレッシュフルーツのシャンパン風は、旬の果物をシャーベットにし、はちみつで、おだやかな甘みを添えました。はちみつも、地産地消です。

寄下さんのはちみつ

京田辺は、なぜか、おいしいはちみつがとれるんです。と、養蜂家の寄下さん。れんげ、山桜、アカシア、栗などなど。4月末～6月半ば頃までが採蜜の時期。れんげは近隣の農家さんの協力を得て、タネをまいてもらっているそう。農家ではレンゲ農法として肥料になり、養蜂家は蜜が採れて、と互いに、いいことがあるようにね、と寄下さん。農作物、はちみつ、人の間のめぐりが感じられるお話ですね。ルスティクもその輪のなかに入れてもらったようで、ちょっと嬉しくなりました。お店からみえる場所にも巣箱があるんですよ。

寄下養蜂園

京都府京田辺市三山木野神97-12

0774-63-2721